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enPiT2 Emb サマースクール(ESSロボットチャレンジ)を開催しました(@東海大学)

2017.08.31

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情報処理学会主催の「組込みシステムシンポジウム(ESS)」との共催の特別企画である「ESSロボットチャレンジ」を、enPiT-Embのサマースクールにて開催いたしました。ロボットの制御を通して、組込みシステムへの理解を深めることを目的とし、実際にロボットの制御を考え、競技することで受講生に新しいスキルとモチベーションの向上を図りました。ローバ競技では東海大学チームが1位を獲得しました。

1)サマースクール開催概要

日時:
2017年8月11日(金)〜12日(土)

開催地:
東海大学 高輪キャンパス (2201教室(2号館2階))

参加者数:
5校より、受講生38名 (修士2年2名、修士1年2名、学部4年生17名、学部3年生:17名)
参加大学:九州大学、東海大学、関東学院大学、東京電機大学、東京都市大学

プログラム:

基調講演-1「第四次産業革命におけるビッグデータ・人工知能の活用」 東海大学 今村誠先生

近年,IoT(モノのインターネット)を活用して,未来型の製品やサービスを
提供する効率的な生産システムの構築を目指す産業改革(第四次産業革命)が,
ドイツ,米国,中国,日本などで注目されている。本講演では,この第四次
産業革命において重要な役割を担うビッグデータや人工知能に関連した
技術や事例を紹介する。

基調講演-2「AI・機械学習によるシステム制御」 関東学院大学 元木誠先生

近年,国内外問わず,社会の多種膨大な情報の利活用を可能とするための
統合化技術の創出が求められている。国内では平成28年度より文部科学省において
「AIP:人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト」が
実施され,社会の様々な分野における多種・膨大な情報をもとに状況に応じ,
知的で統合的な解析・処理・制御を行うことのできる情報基盤技術の確立を
目指している。ここでは,AIPについて紹介するとともに,AI・機械学習を
システム制御(特にロボット行動制御)に適用した事例について紹介する。

ESSロボットチャレンジ競技内容:
ESSロボットチャレンジ2017はスマートモバイルロボット(ローバ)・マルチコプタの2部門から構成されます。各大学の参加チームが、2競技のうちどちらかを選択して競技に参加します(両方を選択することも可能)。競技ルールの詳細はこちらに掲載しています。


ローバ部門は前年まで掃除機型ロボットを使用していましたが、今年度から無限軌道の車輪を持つ小型なローバを機材として採用しました。マルチコプタ部門はドローンを使用します。どちらも組込みボードで自動制御を行う課題となっています。

2)実施報告

サマースクールに参加する学生は、5月のスプリングスクール、7月のローバー競技向け特別講習会などを受講して、ESSロボットチャレンジの課題をクリアするためのロボット制御の基礎やPBLにおけるプロジェクト管理方法などを学びました。ローバ競技には4チーム(東海大学、東京電機大学、関東学院大学、東京都市大学)、マルチコプタ競技には1チーム(九州大学)がエントリーしました。ローバ競技は、主に学部3・4年生が中心のチームでした。コンパルソリ課題と本戦、ポスター発表を実施し、得点結果より順位を決定しました。

1日目:

本戦はローバにより街や郊外を模したフィールド内を自動運転で網羅的に走行し、網羅率と速さを競います。規定のスタート地点から走行を開始し、5分以内にフィールドを自動走行し、目的地(ゴール)まで移動します。各チーム、色々な工夫を施した制御方法でチャレンジしました。また、コンパルソリの競技もどの課題に重点を置くかなど戦略的なトライアルが行われました。

初日の最後に、ESSロボットチャレンジに取り組んだ内容についてのポスタープレゼンテーションを行い、活発な議論をいたしました。

2日目:

組込み分野の最新動向に関する基調講演と、参加者がチームに分かれて行う、学生ディスカッションが行われました。学生ディスカッションでは、参加大学がランダムにチームを組み、組込み分野のテーマか就職活動に関する情報交換まで活発なやりとりがなされました。最後に各グループで内容の発表いたしました。最後に各チームよりenPiT-Embへの参加に対する成果報告がなされ、ESSロボットチャレンジ2017の全プログラムは終了しました。

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